超訳 老子の言葉
「超訳 老子の言葉 穏やかに したたかに 生きる極意」 田口 佳史著 三笠書房
中国哲学は大好きで、20代の頃、片っ端から読み漁りました。
でも、医学の勉強にかまけていたので、長い間、中国哲学から離れていました。
老子は、昔から大好きで、なんて腑に落ちることばかり書いてあるのだろうと思います。
この本を購入した時は、深く考えていなかったのですが、彼と付き合い始めて、毎日、楽しいのですが、嫌な思いをしたり、悲しい思いをしたり、もっとこうだったらいいのにと、ついつい期待をしてしまう自分がいて、心が安まりませんでした。
他の本を読んでいたのですが、今こそ、老子を読む時だと、一気に読みました。
自分以外は、全て他人。
まさに、その通り。
他人を思う通りにしようなどと、おこがましいですよね。
人間、様々な意味で自立していても、人と全く関わりなく生きていくなど不可能で、一人で生きているわけではありません。
私は隠遁生活のような状態ですが、様々な思いや欲を持っている人達と、これからも関わりながら生きなければいけません。
そんな世間の中、他人の価値観や欲に左右されることなく、自由に、楽しく、平和に暮らしていきたいな~と思っています。
いざ、悟りへ!