新しいご縁
土曜日、近所に住んでいた同級生から連絡がありました。
会いたいと言われていたのですが、コロナのせいで、延期になっていました。
夕方、喫茶店で話すことになったのですが、高校生以来、ほとんど話す機会がなかったので、ほぼ40年ぶりになります。
お互い、これまでの経緯を簡単に話し、本題に入ったのですが、彼女の娘さんがうつ病で苦しんでいるとのことでした。
こういう病気は、理解されにくく、誰にでも相談できることではないと、少々悩んでいたようでした。
話しを聞いていると、まだ急性期でとても辛い状況のようです。
母親として、どう接したらいいかと聞かれ、私自身の経験を踏まえ、アドバイスしたのですが、彼女の気持ちが軽くなったかどうかは、わかりません。
私は医者でも看護師でもなく、ましてやカウンセリングの勉強など、ほとんどしたことがないので、彼女や娘さんの負担にならないように話せたかどうか。
とにかく、周囲の人間が倒れたら、娘さんがゆっくり静養できなくなるので、頑張り過ぎて、倒れないようにしてねとだけは言いました。
精神疾患は長期戦です。
私で良ければ、いつでも相談に乗るので、また連絡してねと言って、別れました。
病気になったことで、微力ながら、友達の気持ちを理解することができて、病気も悪いことばかりではないなと思いました。