はじめての利他学
「はじめての利他学」 若松秀輔著 NHK出版
東西の利他について、簡単に紹介されている本です。
東洋独特の考え方かと思っていましたが、西洋の宗教や哲学の中にも同じような考え方があると知りました。
今の時代、ネットを通じて、知らない人と簡単に繋がることは出来ますが、それでいて、良好な人間関係を形成するのは難しくなっているような気がします。
必要以上に人との繋がりを求めていない人もいるでしょうが、自分さえ良ければいいという考え方は捨てた方がいいと思います。
自分も他人も、目に見えない糸で繋がっています。
好きな人とも、嫌いな人とも繋がっています。
そして、誰も一人では生きていません。
宇宙が存在しているから、地球上で生きているから、動植物がいるから、他人がいるから生きていけると思うのです。
今こそ、自利利他というお大師様の教えが必要なのではないかと思います。
自分の為であり、他人の為でもある。
私のような底辺の人間が、いくら自利利他を叫んでも、誰も聞いてくれないかも知れませんが、他人が耳を傾けてくれない、他人が自利利他の精神で生きていないことにフォーカスするのではなく、せめて、自分だけは自利利他の精神を持ち続けることが大切だと思っています。
今日のランチは、びっくりドンキーでした。
お腹いっぱい食べて、とても幸せな気持ちになりました。
ありがとう^^