まおっちのブログ

50代 独身 無職 統合失調症

泣く

私には、ここに書けないような暗い過去があります。


もう何十年も前のことで、普段は忘れています。


昨夜、このことを彼に話すことにしました。


実はね・・・と、順を追って話し始めたのですが、話しているうちに泣いてしまいました。


この10年以上、愛兎が死んだ時も、父が亡くなった時も泣かなかった私が泣いてしまいました。


怒りというよりは、非常に深い悲しみで、自分の心を守る為に、そのことに触れず、忘れていました。


自分で言うのもおかしいのですが、私は気丈な人間です。


その私が、どうして、泣いてしまったのだろう。


彼と一緒にいるのが嬉しくて、いつも、笑っているのに。


たとえ、心に闇を抱えていたとしても、周囲の人達を明るくさせるような、円満な人間でありたいと、平素から頑張っています。


それに、相当、哲学を勉強したことがあるので、乗り越えられない壁などない!と自負していただけに、彼に話すことによって、私も傷を負った、弱い人間の一人なのだなと自覚しました。


彼は優しい人なので、泣きたい時には泣いていい、二人で乗り越えていこうと言ってくれました。


この悲しみは、私一人では越えられないものなのかも知れません。


同時に、人の心は必要以上に傷付けてはいけないとも思いました。


癒えることはあっても、消えないから。

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