眠れないほどおもしろい　「密教」の謎　並木伸一郎

久しぶりに、密教の本を読みました。20代の頃、密教やチベット仏教の本を読んでいましたが、ほとんど忘れてしまっていました。

密教は、秘密の仏教の略で、呪術などを使う、少し怖いような仏教です。源氏物語でも祈祷などをする場面がありますが、昔の武将は密教の力を借りていたのではないかという記述があり、呪術は怖いな～と思いました。

それでも、やはり神様のお力をお借り出来るのであれば、印を結び、真言を唱えるのには意味があると思いますし、本の最後の方には印と真言が書いてあり、毎日、寝転びながら唱えています。さすがに、寝転びながらでは、神様もお願いなど聞いてくれないかも知れませんが、きっちり座ってというのがしんどいので（笑）

でも、真言を唱えると、少し身体が軽くなるような気がします。修行を積んだ僧侶ではないので、私の真言など、本当に正しいかどうかもわかりませんし、気のせいかも知れませんが、昔、神様に一心に祈って、半年ほど経った頃、心がふっと軽くなったことがあります。

弟が高校生の時、修学旅行のお土産に、善光寺で小さな仏像を買ってくれたのですが、大事に飾っています。手を合わせたり、供物を捧げたりはしていませんが、中国へ留学した時も持って行きました。

また高野山と比叡山に行きたいな～。